こんにちは、おかきです。
「この漫画おすすめ!」と友達やネットで紹介されるけど、おすすめされる漫画が多くて迷ってしまったり、なぜおすすめなのか?と思ったりすることがありませんか?
こちらの記事では、過去に80作品以上の少女漫画を読んでいる私が、あらすじ・おすすめポイント・読んだ感想を踏まえて、おすすめの少女漫画を紹介していきます。
今回紹介する漫画は、オンオフ激しめ×新しすぎる推し活ラブコメ少女漫画『多聞くん今どっち?!』です。
『多聞くん今どっち?!』について
『多聞くん今どっち?!』は、師走ゆき先生の作品で2021年10月20日花とゆめ22号(白泉社)で連載がスタートしました。2024年9月現在、9巻まで発売されています。
累計発行部数100万部突破していて、2024年マンガ大賞受賞している今話題の漫画です。
アニメ化の発表もされています。(放送開始日、放送局は未定)
歌のうまい声優さんが起用されていたので、歌唱シーンなどは見どころになると思います。
あらすじ
木下うたげは大人気アイドル・F/ACE(フェイス)の福原多聞をくん推している高校生。ある日バイトで向かった先が、なんと多聞くんの家だった!しかも、多聞くんの本性はセクシー&ワイルドなアイドル姿とは真逆の、ジメジメ陰キャで…?
「多聞くんは神!!」「復唱してください」
どんな姿であれ、多聞くんは多聞くん。自己肯定感の低い彼を、全力でサポートすることに!しかし、ジメジメの多聞くんにもキュンとしてしまい…?オンオフ激しめ×新しすぎる推し活ラブコメ、開催!
登場人物
『多聞くん今どっち?!』のおすすめポイント
アイドルたちのギャップ
1つ目のおすすめポイントは、アイドルたちのギャップです。
各キャラクターそれぞれ、表(アイドル)と裏(プラベート)の顔があります。
このギャップが非常に面白いです。リアルでも普通にありそうなギャップですよね。推しがこんな感じのギャップあったら、「うわぁ、まじか…」ってなりそうです(笑)。
個人的に一番好きな&アリなギャップは、多聞くんのギャップです。
漫画の中では、
と呼ばれています。どっちも魅力的なんです。
陰キャすぎて逆に面白い!語彙力すごすぎです。ちょっとカワイイのでは?と思ってしまいまうくらい。
あと、「イケ原くん」と「ジメ原さん」を瞬時に切り替えてくるところも面白いポイント!ジメ原さん→イケ原くんの切り替えですが、タイミングが的確なんですね。「これをしたらオタクが喜ぶ」っていうのを絶対分かってやってますね、彼は。
ギャップの切り替えが上手いのは、どのキャラも同じですけど、どのように使い分けているのかが見どころです。
うたげのオタクマインドと語彙力
2つ目のおすすめポイントは、うたげのオタクマインドと語彙力です。
うたげの作中の発言・発想・行動が、まさにオタクそのもので、本当に面白いです。語彙力半端ないです。
など、オタクなら絶対1回はやったことあることが描かれています。祭壇とか作ってる方、リアルでも居ますよね。
うたげの発言・発想・行動は共感できる方が多いと思います。私も何度も、「その気持ち分かる!」ってなりました。
うたげのすごいところは、この3つだと思います。
推し本人(ジメ原さんver)を目の前にしても、「ヤバいオタク」全開です(笑)。ここまで全開で接してきたら、推しとしては嬉しいですよね。作中で多聞くんは喜んでて、「木下さんのおかげ」って言ってますし。
こんなに「ヤバいオタク」全開なのに、オタクとしてどうあるべきかっていうのを理解しているところも素晴らしいです。分かってても、推しを目の前にしたら、自分の欲望のままに動くと思うんですよね。
多聞くんには変なツッコミするのも面白いですね。心配するところも、「いや心配するとこ、そこ?!」って思う場面や、多聞くんの扱い方を分かっているところが、うたげのタク度合いを感じられます。
作画が所々面白い
3つ目のおすすめポイントは、作画が所々面白いというところです。
など、所々面白い作画があり非常に楽しめます。ツッコミどころも満載です。
また、作画だけでなく、コマの使い方も独特な所があって面白いです。細かいところまで、オタク要素が散りばめられている感じがします。
『多聞くん今どっち?!』を読んだ感想
正直、最初は少女漫画を読んでいると言うより、オタクの心得の本を読んでいる気分になりました(笑)。
今まで読んできた少女漫画とはテイストが違って面白い!
自分もオタクなので、共感できるところがいっぱいあって、すごく楽しかったです。あんまり少女漫画読んで、楽しいって思うことないですよね(笑)。
3つ目のおすすめポイントのところでも書いたように、意外とツッコミどころも多いです。「そこは誰も触れないんだ」って思う所が多かったですね。読んでる間、何度ツッコんだことか…(笑)
1巻の最後には、「うたげに学ぶ!ファンサうちわの作り方講座」も載ってて、すごかったです。
作中では、ナツキくんが「こんなことしたくない」って言っている場面がありました。
そこで思ったのは、作中でもリアルでも
というような解釈が多いですが、本人たちからしたら逆ということです。アイドルは仕事ですから、むしろ作ってるのはアイドルのときの顔ですよね。
自分たちが”裏”だと思っている顔が、推しにとっては”表の顔”で、”素の自分”であることを忘れずに推していきたいです。
どんな推しでも、推しは推し!受け入れていきます。
うたげちゃんみたいに楽しく推し活したいですね。もう充分楽しいですけど。推し活が改めて楽しいものだと、感じさせてくれる漫画です。
まとめ
今回は、『多聞くん今どっち?!』という少女漫画を紹介しました。
おすすめポイントはこちら↓
読んでいてとても楽しく、共感できるところが多い漫画だと思いました。「推しを推す」ことの楽しさを改めて感じられます。
だんだんと少女漫画という感じが出てきているので、今後の展開が楽しみです。
以上、おかきでした。
『多聞くん今どっち?!』1巻はこちら
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